Press Release
2025-07-07
MegazoneCloud、「量子コンピューティングサービスおよび活用体系構築」事業共同研究機関に選定
- IonQの100キュービット級量子コンピュータ「Tempo」導入…量子-スーパーコンピューティング統合サービス基盤構築
AI・クラウド先導企業メガゾンクラウド(代表 ヨム・ドンフン)は、科学技術情報通信部と韓国研究財団が推進する「量子コンピューティングサービスおよび活用体系構築」事業の共同研究実行機関に選定された。この事業は、国家次元の量子コンピューティング活用基盤を造成し、スーパーコンピューティングと量子コンピューティングを統合したハイブリッドコンピューティングサービス体系を構築することを目標としている。
今回の事業にはKISTIが主管研究実行機関として、メガゾンクラウドが共同研究実行機関として参加し、SDT、淑明女子大学校、光州科学技術院(GIST)、金烏工科大学校などが委託研究機関として共に参加する。
特に今回の事業を通じて、世界最高水準のイオントラップ(Ion Trap)方式量子コンピュータであるIonQの「Tempo」(100キュービット級)が国内に導入され、この装備は韓国科学技術情報研究院(KISTI)に設置される予定である。イオントラップ方式量子コンピュータは、電場でイオンを空中に閉じ込めて精密に制御することで、高い安定性と正確度を実装することができる。
イオントラップ方式量子コンピュータが導入されることに伴い、国内初の超高性能量子コンピューティングインフラが本格稼動し、産学研全般に量子技術実証および活用中心の研究生態系が造成される見通しである。また、グローバル技術トレンドであるスーパーコンピューティングと量子コンピューティングの統合(Integration)技術開発を通じて、韓国の量子コンピューティングサービス水準を一段階引き上げる契機になることが期待されている。
メガゾンクラウドは今回の事業を契機に、量子コンピューティング技術の産業拡散と実質的活用を加速化するための様々なプログラムも共に展開する。まず、大学と研究機関、産業界関係者を対象に量子コンピューティングの理解を助けるための教育プログラムと専門セミナーを定期的に開催する予定である。これを通じて、産業全般の技術受容度を高め、次世代人材育成を支援する。
また、実習中心のハッカソンとワークショップを通じて、参加者が直接量子アルゴリズムを設計し駆動してみる実戦経験を提供することで、実務能力を備えた専門人力を養成する計画である。これと共に、産業別ニーズを反映したカスタマイズコンサルティングサービスを通じて、企業が自社のビジネス問題に量子技術をどのように適用できるかについて具体的な戦略を樹立できるよう支援する予定である。
このような活動は、国内大学、研究機関、産業界との接点をさらに広げると同時に、量子技術の実質的活用を促進する戦略的転換点になることが期待されている。
メガゾンクラウド キム・ドンホ CQO(Chief Quantum Officer)は「今回の事業は単なる装備導入を超えて、今後FTQC(Fault-Tolerant Quantum Computing)時代を準備する技術的踏み台研究になるだろう」とし、「産業中心の量子生態系拡散と共に実用的人材養成、技術商用化にも積極的に貢献する方針」だと述べた。
メガゾンクラウドは2000余名のクラウドおよびAI技術専門家を保有するAI・クラウドネイティブ先導企業で、国内外7000余顧客社のデジタル変換(DX)パートナーである。グローバルおよび国内主要クラウドサービスプロバイダー(CSP)との戦略的協力関係を基盤に、140余個のISVパートナーと自社開発したクラウド・AI・セキュリティソリューションを通じて、顧客の革新と成長を支援している。「Transform Tomorrow, Together」というビジョンの下、技術とデータ、職員の情熱を通じて顧客の未来競争力を共に作り上げている。メガゾンクラウドは韓国を含めて北米、日本、東南アジア、オセアニアなど9ヶ国に現地法人を運営し、グローバルパートナー社として顧客と共に成長していっている。


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